トーマス・バー博士は最近、ENVI® Agentを用いて、カリフォルニア州マウンテンパス鉱山におけるバストネサイト鉱物の存在量をマッピングしました。
バストネサイトは、希土類元素(REE)であるネオジムが抽出される主要な鉱石です。
特に印象的だったのは、エージェントが分析ワークフローを構築・実行するだけでなく、その結果を分かりやすいHTMLレポートとして自動生成した点です。
作成されたレポートは構成が整理されており、視覚的にも見やすく、さらに調査目的を理解するための補足情報も含まれていました。
分析の準備として、バール博士はNASA/JPLが提供するAVIRIS-NGハイパースペクトル画像と、米国地質調査所(USGS)が公開しているバストネサイトの参照スペクトルを取得しました。
その後、ENVI Agentに対して分析手順の詳細な指示を与えるとともに、分析を円滑に進めるための背景情報も提供しました。
分析の流れは、次のとおりです。
- ENVIでAVIRIS-NGの画像とスペクトルライブラリを読み込む
- 探索対象の鉱物の種類を指定する(例:バストネサイト/ネオジム)
- スペクトル角度マッピング(SAM)分類を実行する
- SAMルール画像からラスターカラースライス分類を作成する
- 分類結果の統計情報を算出する
- 結果をENVI上で表示する
- 後続のユーザーが任意の鉱物スペクトルを選択して評価できるよう、ENVI Modelerワークフローを作成する
最後に、
ENVI Agentに解析の実行と最終レポートの作成を依頼しました。特に印象的だったのは、ENVI AgentがENVI Modelerのワークフローを非常に簡単に作成した点です。
以下に示すように、モデルの視覚的なグラフィックを作成するだけでなく、再利用可能な出力モデルファイルも生成してくれました。


再利用可能なワークフローを作成した後、ユーザーはENVI Agentに最終レポートの作成を指示できます。
例:
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ENVIで生成した画像のスクリーンショットをPNG形式で保存する
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比較用として、元のRGB画像のスクリーンショットを追加する
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ENVIとIDLでは、先頭ピクセルの原点の扱いが異なることを考慮する
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ラスターカラースライス分類のPNG画像にカラーテーブルを追加する
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分類結果について、鉱物学的・地質学的な観点から考察する
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概要、結果、考察を、PNG画像やスペクトルプロットを含むHTMLファイルとして出力する
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*.modelファイルのスクリーンショットをHTMLレポートに追加し、モデルの概要と使用方法を簡潔に説明する
ENVI Agentのようなエージェント型AIアプリケーションは、地理空間分野の課題を解決するための可能性を大きく広げます。
単に地図や視覚的に分かりやすい画像を作成するだけでなく、解析結果を整理し、短時間で効果的なプレゼンテーションやレポートにまとめることもできます。
この内容は、2026年7月15日のJason Wolfeによる英文記事の翻訳です。
原文:
https://www.nv5geospatialsoftware.com/Learn/Blogs/Blog-Details/easily-generate-reports-with-envi-agent
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