ENVI5.7/IDL8.9から搭載された新しいライセンスサーバは、デフォルトでTCP / IPポート4080および40443で通信するように構成されています。
本記事では、使用するポートの変更方法を記載いたします。
ポートの定義は以下で設定されています。
【Windows】
INSTALL_DIR\license_server\config\production.json
【Linux】
INSTALL_DIR/license_server/config/production.json
(念のため変更前にコピーを作成しバックアップとして保存してください。)
production.jsonファイルに以下の記載がありますので、それぞれ使用するポート番号へと変更してください。
{
"http": {
"port": 4080
},
"https": {
"port": 40443,
"key": "certs/key.pem",
"cert": "certs/cert.pem"
},
また、httpの通信を停止する場合、以下のようにhttpの記載されている行を削除してください。
{
"https": {
"port": 40443,
"key": "certs/key.pem",
"cert": "certs/cert.pem"
},
※ポートの変更後はライセンスサーバのサービスの再起動が必要です。
サービス名は以下です。
License Server4.2以降:
nv5geospatiallicenseserver
License Server4.1以前:
l3harrisgeospatiallicenseserver
ポート変更につきましては、米国本社のヘルプページでも紹介しています。
【Windows】
https://www.nv5geospatialsoftware.com/docs/install-windows.html#Config
【Linux】
https://www.nv5geospatialsoftware.com/docs/install-linux.html
記載: 2024年3月21日