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ENVI5.6.1で日本語を含むパスにアクセスできない不具合について

ENVI5.6.1では、日本語などのマルチバイトを含んだパスに対するファイル読み書きができないという不具合が米国本社にて確認されております


対象

以下の条件を同時に満たすお客様が本不具合の対象です。


  • ENVI5.6.1を使用している(ENVI5.6.0では本不具合は発生しません)
  • ENVIをWindows環境で使用している(ENVIのマルチバイト対応はWindowsのみサポートされます)

症状

  • 日本語などのマルチバイトを含んだパスに配置されているファイルの読み込み操作を実施すると、「Specified directory does not exist」というエラーメッセージダイアログが出力されます
    • エクスプローラーからENVI ビューに対してファイルを直接ドラッグ/ドロップする限りではこの問題は確認されません
  • 日本語などのマルチバイトを含んだパスに配置されているファイルの書き込み操作を実施すると、「Folder is not writable」というエラーメッセージダイアログが出力されます

回避策

2022年4月にリリースされた後続のENVI5.6.2では、この問題が解消されていることを確認しています。

この問題を回避する場合、製品のアップグレードを行い、ENVI5.6.2に切り替えてください。


備考

ENVIのオプションモジュールである「SARscape」については、原則、入出力先パスにマルチバイトを含まないことが推奨されます。一部の最新機能はマルチバイトを含むパスへの入出力に対応しておりますが、従来から存在する多くの機能については、依然としてマルチバイトを含むパスへのアクセスができません。また、「ENVI」「SARscape」ともに日本語などマルチバイトを使用したフォルダにはインストールできません。こちらは仕様となっていますのでご注意ください。

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