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ENVI5.6.3/IDL8.8.3より古いバージョンを継続して利用する方法(マシン固定ライセンス)

ENVI5.7/IDL8.9のリリースからライセンス認証が変更されため、これまでのライセンス認証(ENVI5.6.3/IDL8.3.3より前のバージョンのライセンス認証)が継続して利用できなくなりました。そのため、何らかのトラブルでENVI5.6.3/IDL8.3.3にてライセンス認証ができなくなった場合は、新しいライセンス認証システムへ移行する必要があります。

マシン固定ライセンスの場合は、ライセンス認証方法を変更するためのパッチプログラムが提供されており、そのプログラムをダウンロードしインストールすることで、新ライセンスシステムにてライセンス認証が可能となります。ENVI5.7/IDL8.9のインストールなどは必要なく、ENVI5.6.3/IDL8.3.3より前のバージョンの機能がそのまま利用できます。


【設定方法】

  • Windowsの場合:

1. 製品プログラムのダウンロードサイトより、ライセンス認証システムを変更するインストールプログラム(setup-l3harris_nextgen_license_patch20-win.exe)をダウンロードしてください。

2. インストールプログラムを実行し、新しいライセンス認証に切り替えるENVIとIDLのバージョンを選択してください。

3.「L3Harris License Administrator」を起動し(C:\Program Files\Harris\)、「View Licenses」をクリックし、これまでご利用になっていたライセンスが登録されていることをご確認ください。


  • Linuxの場合:

1. 製品プログラムのダウンロードサイトより、ライセンス認証システムを変更するインストールプログラム(setup-l3harris_nextgen_license_patch202-unix.tgz)をダウンロードしてください。

2. 以下のコマンドにて、インストールプログラムを解凍してください。

gunzip setup-l3harris_nextgen_license_patch10-unix.tgz

 

3. 次に、Linux用のインストールプログラムを解凍します。

gunzip Linux.data.tgz

 

4.インストール用のスクリプトを実行し、新しいライセンス認証に切り替えるENVIとIDLのバージョンを選択してください。

sudo ./install_unix.sh

 

5.「L3Harris License Administrator」を起動し(/usr/local/harris/envi/idl/bin/harrislicense)、「View Licenses」をクリックし、これまでご利用になっていたライセンスが登録されていることをご確認ください。


  • Macの場合:

1. 製品プログラムのダウンロードサイトより、ライセンス認証システムを変更するインストールプログラム(setup-l3harris_nextgen_license_patch202-unix.tgz)をダウンロードしてください。

2. 以下のコマンドにて、インストールプログラムを解凍してください。

gunzip setup-l3harris_nextgen_license_patch10-unix.tgz

 

3. 次に、MacOS用のインストールプログラムを解凍します。

gunzip Darwin.data.tgz

 

4.インストール用のスクリプトを実行し、新しいライセンス認証に切り替えるENVIとIDLのバージョンを選択してください。

sudo ./install_unix.sh

 

5.「L3Harris License Administrator」を起動し(/Applications/harris/LicenseAdministrator.app)、「View Licenses」をクリックし、これまでご利用になっていたライセンスが登録されていることをご確認ください


ENVI5.6.3/IDL8.3.3より前のバージョンにおいて、上記パッチプログラムをインストールしていない場合において、ライセンス認証に問題がない場合は、そのままご利用いただいて問題ございません。

インストール方法など不明な点がございましたら、お手数をおかけしますがテクニカルサポートにご相談ください。

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