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Windows Updateに伴うライセンストラブルについて(IDL8.8.3/ENVI5.6.3以前)

ENVI/IDLなど、弊社製品をサーバライセンス形式でご利用いただいているお客様の環境で、Windowsアップデート実施やセキュリティソフトのアップデートにより、以下の点が意図せず変更され、ライセンスサービスが起動できなくなり、ENVIやIDLなどが突然利用できなくなる事象が報告されています。同様の事象が発生した場合は、以下事項についてご確認をお願いします。

※この記事はIDL8.8.3/ENVI5.6.3以前のバージョンを対象としています。

 

1. FlexNet License Server - idl_lmgrdのログオン設定について

【Windows10の場合】
Windowsのスタートメニューから Windows管理ツール -> サービスを起動する。
「FlexNet License Server - idl_lmgrd」の「ログオン」の項目が「Network Service」に設定されていることをご確認ください。こちらが「Local System」に変更されている場合、改めて「Network Service」に変更してください。変更実施後、サービスを開始させ、状態を「実行中(Running)」に更新してください。

 

2. Windowファイアウォール、セキュリティソフトの設定について

Windowアップデートに伴う更新プログラムやセキュリティソフトのアップデートによって、特定の実行ファイルの起動が制限されている可能性があります。以下のソフトウェアを例外アプリに追加する等して、状況が改善するかご確認下さい。

C:\Program Files\Harris\flexnetls-x64_windows-2017.08.0\

  • jre\bin\java.exe
  • server\flexnetlsw.exe

 

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