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SAR 地すべり・土砂堆積 被災エリア推定 操作手順書

Tuesday, October 20, 2020

 

衛星SARで地球を観測する場合、地物の状態に変化があると、人工衛星への反射強度(後方散乱)に変化が生じる可能性が高まります。例えば、豪雨や地震による地すべりなどで、森林エリアが裸地になった場合は、以前に比べ反射強度が弱まり、また平らな部分に倒木や土砂などが堆積した場合には、逆に反射強度が強まる傾向になると言われています。

本手順書では、発災前・発災後の2時期のSARデータから、それぞれの強度画像を作成し、以下2つの解析手法を用いて、早期被災地推定への活用が期待できる解析データ作成の操作手順を紹介します。

 ・二時期のSAR 強度画像を用いたカラー合成表示による被災エリア推定

 ・ENVI の差分抽出機能を用いた二時期の反射強度変化エリアの抽出
 

SARscape 地すべり・土砂堆積 被災エリア推定 操作手順書 (SARscape5.5まで)
SARscape 地すべり・土砂堆積 被災エリア推定 操作手順書 (SARscape5.6.2)
SARscape 地すべり・土砂堆積 被災エリア推定 操作手順書 (SARscape5.7)

 

尚、今回の手順書では、地すべりや土砂堆積災害を対象として記載していますが、強度画像変化抽出の手法は、他の災害の初期対応などにも利用できる可能性があります。

・豪雨による浸水被災エリア推定
・地震による地盤変動エリア推定
・津波による浸水被災エリア推定
・上記を含めた土地被覆変化推定全般

 

是非、皆さまの業務や研究活動にお役立てください。

  

 

 

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