平素は格別のご愛顧をいただき、厚くお礼申し上げます。
この度、メジャーバージョンアップ版のIDL8.9とENVI5.7を国内リリース致しました。それぞれ、新機能の搭載や既存機能の拡張が実現されています。また、今回のバージョンから新しいライセンスシステムが搭載されており、ソフトウェアのダウンロード方法も変更になります。ライセンスシステムの変更内容や移行方法に関しては、以下ドキュメントをご確認ください。
・ライセンスシステムの変更について
IDL8.9/ENVI5.7インストールガイド、及び新機能紹介やリリースノートなどの日本語資料は、ページ右側の「【ショートカットリンク】技術資料(日本語)」からダウンロードできます。
1.ライセンスの入手方法
(1)IDL8.9/ENVI5.7新規ライセンス購入のお客様
・IDL8.9/ENVI5.7用のライセンス申請フォームから「新規ライセンス」を選択して申請を行って下さい。
(2)IDL8.8.3/ENVI5.6.3以下のバージョンからバージョンアップを行うお客様
・IDL8.8.x/ENVI5.6.xのライセンスを利用中で、バージョンアップサービスに加入中のお客様は、現在所有している認証コードでそのままIDL8.9/ENVI5.7の利用が可能で、改めてバージョンアップライセンス申請を行う必要はありません。ただし、バージョンアップライセンス申請を行う必要はありませんが、これまでのライセンス情報を新しいライセンスシステムに移行させる作業が必要です。「新ライセンスシステム切り替えQAフローチャート」の対象項目を確認して、マイグレート作業を実施してください。
【注意事項】
・「バージョンアップサービスに加入しているが、最新の認証コード情報が分からない」などの場合は、各営業担当者宛、もしくはこちらから契約番号などの情報も記載の上、お問い合わせください。
・IDL8.9/ENVI5.7のバージョンアップの際に、所属先や担当者情報の変更がある場合のみ、申請フォームからバージョンアップを選択し、備考欄に担当者変更の旨を記載いただき申請を行ってください。登録情報の変更処理を行った上で、最新の認証コード情報をご連絡させていただきます。
2.インストールプログラムの入手
これまでの「Harris Download and License Center」は2023年5月末をもちまして、運用を終了しました。IDL8.9とENVI5.7のインストーラやパッチプログラムは、新しいダウンロードサイトから入手できます。新しいダウンロードサイトの詳細は以下ドキュメントをご確認ください。
・新しい製品ダウンロードサイトについて
※新規ユーザ登録実施時の注意事項
新しい製品ダウンロードサイトの新規ユーザ登録を実施した際に、米国のセキュリティチェックの関係で、ユーザ情報などの登録に24時間程度要する場合があります。米国本社側の登録処理が完了しましたら、登録完了メールが送信されます。このメールを受信後、サイトへのログインやソフトウェアのダウンロードをお試しください。
3.既存環境の継続利用について
今回のライセンスシステムの変更によって、使用している製品が直ちに動作しなくなることはありません。そのままの環境で継続利用も可能ですが、ライセンス関連のトラブル対応時に速やかに対応できなくなる可能性がありますので予めご了承願います。バージョンアップサービス加入中のお客様は、利用バージョンを維持したままライセンスのみ新システムに移行するためのパッチプログラムの利用が可能になります。パッチプログラムの詳細や利用方法は以下ドキュメントをご参照ください。
・IDL8.6.x~8.8.x/ENVI5.4.x~ENVI5.6.xまでのバージョンを新ライセンスシステムに対応させるパッチについて
4.注意事項
(1)IDL/ENVIのバージョンアップソフトウェアを、現在ライセンス認証を行っているPCとは別のPCで利用(機種変更)したい場合、現在のライセンスを新ライセンスシステムに移行させてから、機種変更を行う必要があります。既存環境で上記のパッチプログラムを適用し、ライセンスを移行した後に、ライセンスを一度無効化(Deactivate)してください。新しいPCにIDL8.9/ENVI5.7をインストールした後に、改めてライセンス認証を行ってください。
(2)2023年9月に、ENVI5.7に対応したSARscape5.7がリリースされました。SARscapeの利用に関しては、以下資料をご参照ください。
・新ライセンスシステムにおけるSARscapeの利用について
ご不明点などございましたら、担当営業もしくは問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。