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ENVI 5.5.1、SARscape 5.5、IDL 8.7.1 (翻訳記事)

お見逃しかもしれませんが、10月中旬、ENVI + IDLのプロダクトマネージャであるBIll Okuboと私でENVI 5.5.1、SARscape 5.5、およびIDL 8.7.1のリリースに関するオンラインセミナーを開催しました。今回リリースの主な機能には、ENVIの新しいビジュアライゼーションツール、IDLの機械学習ツール、IDLのパッケージマネージャー、間もなくリリース予定のSARscapeを構築するENVIタスクなどが含まれます。

オンラインセミナーではデモが紹介され、ENVIモデラーを使用して、ハイパースペクトルデータ処理するためのワークフローを作成し、ArcProツールボックスからワークフローにアクセスし、クラウドまたはサーバー環境に配置されているGeospatial Services Framework(GSF:ENVIをサーバー環境で利用するためのミドルウェア)を利用して、自動処理された結果を表示するという処理をお見せしました。

デモの最後の部分では、GSFで実装されたWebベースのアプリケーションをご紹介しました。このアプリケーションでは、Image Streamer(現在、Harrisのエンジニアが作成中)を使用して、オリジナルデータと処理結果をWMSレイヤとしてWeb上のマップfにストリーミングします。このデモは、約300バンドのハイパースペクトルデータキューブから直接ストリーミングされていました。新機能についてもっと知りたい方は、こちらのリンクからオンラインセミナーをご覧ください。

https://nv5geospatialsoftware.com/Company/Events/Webinar/Webinar-Detail/ArtMID/10251/ArticleID/23526/Whats-New-in-ENVI-55-SP1-ENVI-SARscape-55-and-IDL-871

今後間もなく開催されるイベントをお知らせしておきます。ENVI + IDLでオープンソースツールを使用する際のフォローアップオンラインセミナーを開催予定です。また、コロラド州ブルームフィールドの専門家によるSAR紹介もあります。オープンソースツールのオンラインセミナーでは、我々が社内で使用している便利なツールをご紹介します。

  • Machine Learning Toolkit:簡単な分類子を作成するプロセスで、ENVI内でピクセルベースの機械学習を簡単に行うための一連のツールです。また、IDL-Pythonブリッジを利用して、scikit-learn(機械学習用のPythonライブラリ)のアンサンブルアルゴリズムを使い、他の分類子を作成するために拡張することもできます。私個人的には、1分もかからずに分類子を作成し、正確にラベル付けされたトレーニングデータ(つまり99%以上)でほぼ完ぺきに近い精度を得ることができる、scikit-learnのExtraTrees分類器が気に入っています。
  • IDL Package Creator:最新のリリースで追加されたIDLパッケージマネージャーに加えて、このツールセットはパッケージ管理に対する独断的なアプローチを提供し、パッケージ管理、コード、マークダウンファイルからドキュメンテーションの自動生成、単体テスプログラムの作成や実行、すべてのコードをIDL SAVEファイルにコンパイルするなどの機能を提供します。
  • ENVIアルゴリズムとENVIツール:もしあなたがIDLプログラマーだとしたら、これらのプログラム集を使用することで、ENVI APIツールを大幅に簡素化しENVIアプリケーション用のIDLコードをより簡潔で管理しやすいコードにするのに役立ちます。
  • さらに!上にリストされているものの関連で、小さなパッケージが公開される予定です。

次回のオンラインセミナー登録をお見逃しなく。弊社製品のさらなる一歩をぜひご覧ください!

 

*この内容は、2018年10月18日の Zachary Norman による英文記事の翻訳です。

原文:https://www.nv5geospatialsoftware.com/Learn/Blogs/Blog-Details/ArtMID/10198/ArticleID/23537/ENVI-551-SARscape-55-and-IDL-871